ユーツアーズ・アイルランド

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アイルランドの歴史

【先史・ケルト時代】

アイルランド島に人が住み始めたのは、紀元前 6000 年頃ともそれ以前とも言われています。この人々について多くは明らかになっていませんが、彼らはニューグレンジを始めとした古墳や、黄金の装飾品など貴重な遺跡を遺しました。紀元前6~4世紀頃になると、ヨーロッパ大陸を広く支配していたケルト民族がブリテン島に渡り、アイルランドへもやってくるようになります。そして紀元前 150 年頃までに先住民族を吸収、アイルランドはケルトの国となったのです。

【キリスト教の伝来】

アイルランド文化に大きな革命が起こったのが、聖パトリックによってキリスト教が伝えられた5世紀のこと。彼はケルトの信仰や神話を否定せず、逆にそれらと融合する形でキリスト教を広めていきました。こうしてアイルランド独特のキリスト教文化が生まれ、修道院が中心となって繁栄します。学問・芸術が発展し、『ケルズの書』などの美しい装飾写本が書かれました。また、厳しい修行を積んだ大勢のアイルランド人修道士が、布教のためヨーロッパ大陸へ派遣され、各地で活躍しました。

【ヴァイキング、アングロ・ノルマンの侵入】

8世紀頃から、アイルランドはヴァイキングによる度重なる襲撃に苦しみます。修道院が略奪・破壊されるなど、多くの被害を受けました。現在のダブリンやウォーターフォードなどの都市は、彼らの入植地が起源となっています。11世紀になってから、ヴァイキングの勢力は、初めてアイルランド全土を統一したブライアン・ボルーの活躍によって弱まりましたが、その後も国内の勢力争いで混乱は続き、12世紀にはこれにイングランド王ヘンリー2世が介入。以後、イングランドのアングロ・ノルマン人がアイルランドに影響力を広げていきます。

【イングランドによる支配】

16世紀、カトリック教会と絶縁しイギリス国教会を設立したヘンリー8世が、アイルランド王を兼任することになり、厳しい支配体制を確立しました。植民地化が進み、アイルランド文化やカトリックは否定されるようになります。特にその影響が大きかったのは北部のアルスター州でした。17世紀半ばにはクロムウェルがアイルランドを征服。さらに、17世紀末のボイン川の戦いでプロテスタントの優位が決定的になると、その後、異教徒刑罰法によるカトリック弾圧が始まりました。そして 1801 年には、アイルランドは正式にイギリス連合王国に併合されてしまいます。

【自治、独立を目指して】

19世紀前半、ダニエル・オコンネルが活躍し、カトリック解放令を勝ち取るなど権利の回復に努め、併合解消に向けた運動にも尽力しました。 1845 ~ 49 年に起きた大飢饉は、深刻な飢餓と移民で人口の激減をもたらしたほか、被害に対する英政府の対応の不手際が、反英感情を高めました。飢饉後、土地の奪還と自治・独立を求める政治活動や武力闘争が再び盛んになります。さらに19世紀末からは、作家W.B.イェーツらが中心となって「アイルランド文芸復興」が始まり、ケルト神話やアイルランド語など、イギリスとは違うアイルランド独自の文化が、アイデンティティの象徴となりました。

1916 年のイースターにダブリンで武装蜂起が起こり、共和国樹立が宣言されましたが、市民の支持が得られず、イギリス軍によってすぐに鎮圧されました。しかし、蜂起の指導者たちが処刑されると、反英の気運が高まり、 1919 年には独立戦争が始まります。

2年半続いた独立戦争を経て、ついにアイルランドに自治が認められ、 1922 年にアイルランド自由国が成立しましたが、北部の6県はイギリス連合王国にとどまることを望み、南北は分離。この分離によって、自由国内で内戦が勃発( 1922 ~ 23 年)、20世紀後半にはいわゆる「北アイルランド問題」が起こるなど、深い亀裂が生まれました。自由国は 1937 年に新憲法を制定、 1949 年には英連邦を離脱してアイルランド共和国となり、正式に独立を果たしました。 

【独立後のアイルランド】

1973 年にEC(当時)に加盟したアイルランドは、ヨーロッパの一員とし ての道を歩み始めます。 1970 ~ 80 年代は深刻な不況で、移民による人口流出が続いていましたが 、EUの財政援助や海外からの投資により、 90 年代半ばから経済が急成長。「ケルティック・タイガー 」と呼ばれる好景気を迎えました。EU内の労働力の自由化もあり 、現在のアイルランドは、海外からの移民が多く集まる国になりまし た。また、「北アイルランド問題」も、IRAの武装解除 、和平合意「聖金曜日協定」の調印(1998年)などにより、和平が前進しています。経済の発展と合わせ 、国内はポジティヴなムードに。 2005 年には米『エコノミスト』誌で、アイルランドは「世界で一番住みや すい国」に選ばれました。