ユーツアーズ・アイルランド

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バレン高原

バレン高原の魅力 / The Burren

 

「バレンには、人をつるす木もなく、溺れさせる水もなく、生き埋めにする土もない・・・」
クロムウェルが拷問の方法を考えるのに、途方に暮れて漏らしたと言われています。
見向きもされなかった不毛の土地・・・ 

しかし、石灰岩の不思議な風景が広がるバレンには、古代の巨石遺跡が多数点在し、珍しい植物や蝶などが舞う自然の宝庫!アイルランドの自然・歴史を満喫できる見どころが多い観光スポットです。

バレン高原は、アイルランド西部の海岸沿いに、クレア州とゴールウェイ州をまたいで広がっています。高いところは標高300mほどで、360km² 以上のカルスト台地が、また東にある低地部分はさらにそれより約200km² ほど広くなっています。

バレンの名が「岩でごつごつした場所」を意味するアイルランド語 boireann(ブエレン)を由来とするように、この土地の大部分は3億年以上前の穴だらけでむき出しの石炭岩に覆われています。 その石灰岩の割れ目には多くの珍しい野生植物が生息し、植物と地形のコンビネーションがバレン高原のユニークな景観を生み出しているといえます。

アイルランド国土の 0.5 %にも満たないこの土地に、アイルランド固有の植物の 70 %が生息。 アイルランド固有のラン 27 種類のうち 22 種や可愛らしいリンドウなども見ることができる植物の宝庫です。 グリーンランドやスペインのバスク地方で見られるさまざまな気候帯の植物が共生していて、アイルランド西部のエキゾチックな雰囲気をより一層深めています。

また、バレンには さまざまな植物のほかに、バラエティー豊かな生き物たちも!野生のヤギやイタチ科のマツテン、美しい蝶々やミミズなどに出会えます。

動植物以外にも、バレンには 7,000 年以上もの歴史があります。 バレン高原に最初の農民がたどり着いたと考えられるのは 新石器時代初期のこと。彼らは開墾した土地で農作物が取れなくなると、次の場所へ移動し一つの場所に定住しなかったため、農業は小規模に行われていました。

彼らの集落の跡は巨石墳墓として残っていますが、その時代で一番代表的な遺跡として知られるのは、約 5,800 年前に建てられた「巨人のテーブル」と呼ばれるドルメン、Poulnabrone portal dolmen(プールナブローン・ドルメン )でしょう。

また、古代の人々の住居跡である円形の砦(Ring Fort)が、今でも 500 以上も残っています。それらの砦の多くには地下通路が存在し、ケルト人が妖精の世界への入口だと思ったことにより、「妖精の砦(fairy fort/フェアリー・フォート)」として語り継がれるようになりました。 実際にはこの地下通路は、食品の倉庫や避難用に使われていたようです。また、砦は妖精の世界に通じる場所に造られたと思われていましたが、実際には防衛上有利な地形に位置していて、時にはまわりを二重・三重の壁が囲んでいました。

そのほか、さらにその後の時代の遺跡には、保存状態が非常によいタワー・ハウス (Tower House) やキリスト教初期の教会などがあります。 これらの遺跡が数多く残っている理由は、同じ頃に建てられた土や木造の建物と違い、素材が石で非常に頑丈だったため。さらに、石や岩でゴツゴツしている土地に、近代的テクノロジーを使用する農場経営者や開墾者などが目を向けるはずもなく、そのおかげで豊かな自然環境が保たれています。

はっきりとした理由がないまま、バレンの土地に惹き付けられる人は少なくありません。 そんな中で、人々を磁石のように引き寄せるものは、‘アイルランドの魂'を象徴する 「モロックモーア山 ( the Mullaghmore) 」 かもしれません。この山は、 オーストラリアのアボリジニーにとって、エアーズロックにあたるような聖なる場所。そんなバレンの神秘性は、地元の詩人ジョン・オ・ドノヒューの本、特に彼のベストセラー、‘心の友' を意味する『アナム・カラ (Anam Cara) 』 の中で表現されています。