ユーツアーズ・アイルランド

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日本語にて受付しています!

  • アイルランド旅行ガイド

     

    ireland-gen

    一度訪れたら虜になってしまうアイルランド。ほかのヨーロッパの国とは少々違う歴史をたどってきたケルトの国は、今ちょっとしたプチブーム。そんな魅力的なアイルランドをご紹介します!

    アラン諸島イニシュモアアイルランドの魅力

    アイルランドの歴史

  • コナート地方 / Connacht
    connaught map

    アイルランド西海岸にあたるコナート地方はケルト文化が色濃く残る独特の魅力を持つ地方。
    神秘的な民話や伝説が多く、アイルランド語を日常語とする人々が多いことでも有名です。

    また、コネマラ地方やアラン諸島をはじめとする島々には手付かずの荒涼とした自然が残り、「(本当の)アイルランドを知りたければ西へ行け!」とも言われています。

    そんなコナート地方の中心都市は、活気あふれる港町ゴールウェイや、詩人イェーツが愛したスライゴーです。

     

    *現地のコナートの発音は「コナクト」に近いのですが、日本のガイドブックに合わせています。

    • ゴールウェイ

      ゴールウェイの魅力 / Galway City

       

      ゴールウェイアイルランド共和国第3の都市・ゴールウェイ。
      フェスティバルなどが多く催される活気に満ちた街。
      “西欧のヴェネチア”と言われる街並みはとてもキュート!

      コノート地方の中心地で、人気の観光地アラン諸島・バレン高原・コネマラ地方への玄関口。コネマラ・ゲールタハト(アイルランド語使用地域)の淵に位置し、ゴールウェイは「ゲーリック・アイルランド」の首都とも言えます。

      けれど、観光客を一番惹き付けるもう一つの理由は、元気で活気に満ちたパブや、音楽シーン、数多くのお祭りなどに代表される、街の独特な雰囲気でしょう。

      4 月に国際文学祭があり、夏には映画祭、有名なアート ・フェスティバル、ゴールウェイ・レース(競馬)、ジャズ ・フェスティバル、オイスター・フェスティバルなど 、さまざまなフェスティバルが人々を楽しませてくれます 。街には4つの劇場があり、その中の1つ「タイヴヤーク」という劇場では、アイルランド語演劇が観られます。また、ゴールウェイは、世界的に有名な街頭演 劇団体「マクナス」や劇団「ドルイド・シアター」などの本拠地でもあります。

      ゴールウェイには、総合大学と工科大学の学生、合わせて 12,000 人ほどが暮らしています。若くて明るい学生たちの存在によって、秋冬の寒い季節も街には活気が溢れています。

      ゴールウェイ

      そして夏には、世界中から訪れる観光客で、街はさらに賑やかに。街の中心にはストリート・ミュージシャンが集まり、歩いているとハープやアコーディオン、ギターやフィドルなどの音色が聞こえてくるでしょう。

      芸術が盛んで自由な雰囲気のゴールウェイでは、音楽は生命の源。ほとんどのパブでは音楽のセッションがあります。突然誰かがポケットからティン・ホイッスルを取り出して、音楽が自然発生的に始まり、皆で楽しむ・・・そんな「音楽のあるべき姿」に出会えるかもしれません。

      ゴールウェイは最近では「ヨーロッパで最も急速に発展している都市」との評価を受けていて、国際的な雰囲気を感じることができます。でもその一方で、ゴールウェイは古い時代の魅力も失っていません。首都ダブリンの人混みから離れ、ほっとひと息つける場所でもあるのです。

      中世的な雰囲気と、新しく国際的な雰囲気の混在する街、そんなゴールウェイは、ぶらぶらと散策をするのに最高の街!くねくねと曲がった中世的な道、活気あるメイン・ストリート、そこで出会えるさまざまな芸術や伝統文化・・・。訪れる人を飽きさせることがありません。

      あの角を曲がった先に、今日はどんな楽しいことが待っているか分からない――そんな街なので、どこからまわったらいいか、迷ってしまうほど。ゴールウェイ市 内の見どころは、街の中心もしくはその周辺に集中しています。肩の力を抜いて、ぶらぶらと歩いてゆっくりと楽しみましょう!

    • コネマラ地方

      コネマラ地方の魅力 / Connemara

       

      コネマラ地方

      コネマラはみなが夢に抱くアイルランドのイメージそのもの
      美しい湖や山脈、可愛らしいコテージ、小川、フレンドリーな人々・・・
      手付かずのダイナミックな自然が広がるとっておきの場所!

      コネマラの名は、古代のケルト族によってつけられた ‘海沿いのコーマック族' という意味を持つ Conmaicnemara ( コンマックナマーラ ) から来ています。 18 世紀頃この名は短くなり現在の’コネマラ’となりました。

      地図にははっきりとしたコネマラの範囲は示されていないのですが、ちょうどゴールウェイ市の北西にある一帯のことをコネマラと言い、ゴールウェイ県とメイヨー県の境にあるキラリー湾 (Killary Harbour) からゴールウェイの街の少し北のあたりまで、そして、コリブ湖の西側の湖畔から大西洋に面する海岸までの山脈地帯のあたりを指しています。

      この地帯は泥炭層(ピート層)で覆われ、一年中紫色のヒースなどにおおわれる美しい地域。コネマラの風景が放つオーラは空模様によって絶えず変化し、どんな状況でも美しく彩られた景色が広がっています。コネマラの美しい風景は、映画のロケ地に何度も使われているほどです。

      そんなコネマラ地方は、リラックスが目的の旅でも、自然を楽しむための旅でも、また、射撃・魚釣り・ゴルフなどのレジャーを楽しむ旅をするにしても、すべての人の心を満たしてくれる理想の場所。まだまだ手付かずに残るコネマラの美しい自然、新鮮な空気、咲き乱れるヒース・・・ 多くの人を魅了し続けるコネマラ地方にぜひ足を運んでみてはいかが???

    • アラン諸島

      アラン諸島の魅力 / Aran Islands

       

      aran aerial_tg多くの旅行者を魅了するアラン諸島
      色濃く残るケルトの文化と詩情あふれる自然美・・・
      荒涼としているけれど美しいアランの風景は神秘でいっぱい

      アラン諸島はアイルランド西海岸の町ゴールウェイ(Galway)から 約48 kmほど離れた岩盤の島々。

      イニシュモア島 ( I nishmore) 、イニシュマン島 (Inishmaan) 、イニシィア島 (Inisheer) の3つの島からなり、クレア県のバレン高原から繋がっている石灰岩の地が広がっています。ほぼ直線上に並ぶ3つの島々は全体で約 25km 。ゴールウェイ湾に蓋をするように位置し、それぞれの島は海峡で隔てら れています。

      アラン諸島のアイルランド語名は、‘アランの島々'の意味を持つ Oileain Arann ( イラーン・アラン ) 。また、 3 つの中で一番大きな島、 Arainn(アラン)は‘人が住んでいる島'を意味し、イニシュモア島 (Inishmore) の正式名称でもあります。これらの名称は‘住居'を意味するアイルランド語‘ Aras 'と同じ語源から来ています。

      アラン諸島には、少なくとも今から 5,500 年前から人々が住んでいました。約 3,500 年前に建てられた太古の砦、「ドゥン・エンガス (Dun Aonghasa) 」 は、かつて何世紀・何千年とこの地を支配していた強大な王国の存在を証明しています。ほかにも島内には石器時代の巨石墳墓などがありますが、それ以外の建築物はイベリア半島や北アフリカから大西洋を北上して来た人々によって建てられたのではないか、と言われています。

      キリスト教時代にはイニシュモア島は、‘聖人の島 (Aran na Naomh) 'として知られるようになります。アイルランドの修道院設立に貢献したケルトの修道士、エンダ (Enda) がアランにキリスト教を伝えたのが西暦 485 年頃のこと。彼と仲間の修道士達は島中に修道院を建てたため、現在のアランの風景には、古代教会、ビーハイブ・ハット(蜂の巣型の小屋)、ケルトの十字架、立石、そして聖人達のお墓などの遺跡を多く見ることができます。

      aran aerial_tg近代になると、ケルトの教会を巡礼する修道士達は少なくなり、今では ‘現代版・巡礼者' とも言える旅行者達のメッカとなっています。現在アラン諸島を訪れる観光客は年間約 25 万人。 1980 年代には1万人以下だったのが、アラン島リバイバルの風潮と、アイルランドらしい経験を求める人達によって人気が出ました。アラン諸島は世界中の多くの人々を魅了する、時が経つのを忘れてしまいそうな美しい場所です。

      アラン諸島の楽しみ方はいろいろ。海で泳いだり、魚釣りをしたり・・・。絵画や詩作、写真を楽しむ人なら、その自然がインスピレーションを与えてくれるはず。珍しい野生植物や、ハヤブサやコアジサシなどの野鳥にも出会えます。また、英語とアイルランド語の両方が日常的に話されているので、アイルランド語を学びに来る人も。 パブに行くのもいいし、大空の下、何も考えずにただのんびりと過ごすのも、とっても気持ちいい!

      アラン諸島の大地は石の大地。そこで、アランでは独特の農耕・牧畜風景が見られます。 土があまりないため、大地の表面にわずかに存在する土に海草を混ぜて、大麦やじゃがいもを育てています。また、島々には、曲がりくねったでこぼこの石垣がたくさんあります。イニシュモア島にある石垣だけでも、その長さの合計が1500km以上にも及ぶ、と言われるほど。門がめったになく、牧場では、家畜を移動させるたびに石垣の一部を崩してまた積み直すそうです。

      「アラン諸島の生活」と言えば、アランセーターや、島特有の船「カラハ (Currach)」、暗い色の服に身を包んだ、いかつい顔の老人などがイメージされるかもしれませんが、島の様子はずいぶんと変化しました。藁葺き屋根の家は現在でもまだ一般的ですが、近年ではモダンな家やバンガローも多く建設されています。

      アイルランド本土からのアクセスも便利になり、ドゥーリン (Doolin)港、ロサビル (Rossaveel)港とフェリーの定期運航で結ばれています。空の便もあり、インバリン (Inverin) からエア・アランが飛んでいます。 アラン諸島の観光業はこの数十年で大きく発展しており、アイルランド語のレッスンや、静かなリラックスした休日を求めて、多くの人がここを訪れています。

    • メイヨー

      メイヨーの魅力 / Mayo

       

      美しい湖や聖なる山を代表とする自然。。。
      イチイの平原が広がる魅惑のメイヨーでは、
      さまざまなアクティビティーも楽しめます!

      北西部は太西洋、南東部はゴールウェーに接するメイヨーには、美しい湖や、クロー・パトリックと呼ばれるアイルランド人にとっての聖なる山、そして雄大な山々や断崖などがあり、国内きっての美しい風景が広がります。

      ジョン・フォード監督の映画「静かなる男」の舞台としても有名な村コングもあり、多くの観光客を魅了し続けています。美しい海水浴場や素晴らしいゴルフコース、そして世界にも名高い釣り場もあり、メイヨーに来れば瞬く間に魅了されてしまいます。

      また、鮭・マス釣りや、ロック・クライミング、ウィンド・サーフィン、ヒル・ウォーキング、ポニー・トレッキング、ウォーター・スキー、スイミングなど、さまざまなアウトドアスポーツが満喫できます。

  • レンスター地方 / Leinster
    leinster map

    レンスター地方は、にぎやかな都市、歴史的な名所、緑豊かな自然などさまざまな顔を持ち合わせています。

    首都ダブリンは近年の好 景気で国際的な都市に成長しましたが、素朴な雰囲気も持ち合わせた不思議な魅力を持つ街。 また、新石器時代の遺跡ニューグレンジ、初期キリスト教の遺跡であるグレンダーロッホやクロンマクノイズなどは、歴史好きでなくても心を奪われる観光ス ポットです。

    「アイルランドの庭」と称されるウィックロウや、中世の雰囲気が残る(田園地帯)キルケニーもレンスターの見どころです。

    • キルケニー

      キルケニーの魅力 / Kilkenny

       

      中世の雰囲気が残る石畳の道、歴史ある城や聖堂
      醸造所や古き良き雰囲気のパブ・・・
      味のあるスポットが詰まった、見逃せない街。

      ダブリンから南西に約114キロ、人口約26,000人の街。
      細い路地が連なる町並みは、中世の面影を色濃く残しています。

      ノア川の両岸に広がって発展したキルケニーは、中世にはアイルランドの中心都市として栄えた重要な街でした。その歴史は、今でも数多く残る中世の古い建築物や昔の細い路地などに見ることができます。

      一日で見どころすべてを歩いて見て巡れる大きさですが、キルケニー最大の見どころであるキルケニー城や、街の名前のの由来となった聖カニス大聖堂など、見どころがたくさんあります。(Cill Chainnighはアイルランド語で「カニスの教会」の意)

      また、キルケニーは ビール醸造においても歴史があり、最も有名な聖フランシス修道院醸造所では現在でもビールを醸造しています。

      現在のキルケニーは、工芸品で有名。ノア川沿いには国内のアーティストの工場がたくさんあり、その美しい田舎の風景からクリエイティヴな発想が生まれているのかもしれません。川に沿って陶芸品や木工品の工場を訪ねるのも、ひと味違った楽しい旅になるでしょう。

      キルケニーは、パブやクラブなどのナイトライフでもとても活気がある街。 ダブリン滞在中の日帰りプチ旅行だけでなく、一泊旅行や南東部への旅の拠点とするにもぴったりです!

    • ダブリン

      ダブリンの魅力 / Dublin

       

      アイルランド共和国の首都・ダブリン
      急ピッチで発展し続けるエネルギッシュな街
      美術館・パブ・歴史・・・ダブリンには見どころがたくさん!


      アイルランドで最も活気にあふれている首都・ダブリン。

      人口はアイルランド共和国のおよそ 1/3が集中し、20年後には現在の人口約130万人が、200万人に達すると予想されるほど急速に発展を遂げています。ローマの様な歴史やロンドンの様なファッション文化には欠けるかもしれません・・・ ですが、ダブリンは豊かな伝統を持ちながらも、アートや音楽があふれる、とても親しみやすい“味”のある街です!

      ダブリン市街の面積は 44.4km² で、観光しやすいコンパクトな広さ。 中心にはリフィー川(River Liffey)が流れ、その真ん中にはオコンネル橋(O'Connell Bridge)、その隣にハーフ・ペニー橋(Ha'penny Bridge)などが架かっています。リフィー川に沿って散歩するのもなかなか風情があってオススメです。

      東から西にかけて流れるリフィー川は、ダブリンの北と南の境目となっていて、古くから南側は裕福な地域として知られていると同時に、観光客に人気のスポットが集中!

      『ケルズの書』で有名なトリニティ・カレッジ(Trinity College)、西へ行くと700年に渡る英国支配の象徴であるダブリン城(Dublin Castle)、アイルランド国内最大の大聖堂である聖パトリック大聖堂(St. Patrick's Cathedral)などの歴史的なスポットや、ダブリン観光で一番人気があるギネス・ストアハウス(Guinness Storehouse)など、名所が集中しています。

      また、にぎやかなグラフトン・ストリート(Grafton St.)周辺の高級ショッピング街でお買い物を楽しんだり、パブがひしめくテンプル・バー(Temple Bar)でナイト・ライフを楽しんだり、活気あるダブリンの街を肌で感じることができます !

      もちろん川の北側も見どころがたくさんあります!西側にあるギネス・ストアハウスを起点とし、リフィー川を渡って北側にあるエリアは、歴史的なスミスフィールド・エリア(Smithfield)。有名な馬市場やオールド・ジェムソン蒸溜所(The Old Jameson Distillery)などがあり、さらに西へ進むと装飾美術のコレクションを誇るアイルランド国立装飾美術・歴史博物館(National Museum of Ireland/Decorative Arts & History)、広大なフェニックス公園(Phoenix Park)などに出会います。

      スミスフィールドの少し南には、堂々たるフォー・コーツ裁判所(Four Courts)、川沿いを東に行くと見えてくるのは、アイルランド独立運動が始まった歴史上重要な大通り、オコンネル・ストリート(O'Connell Street)。

      さらに東へ進むと、ダブリンの重要な建物の一つである税関、カスタム・ハウス(Custom House)、北へ進むと、ヒュー・レイン市立美術館 (Dublin City Gallery The Hugh Lane) やダブリン作家記念館 (Dublin Writers Museum) が並ぶパーネル・スクエア (Parnell Sq.) にたどり着きます。

      また、ダブリン市街地の北東には、GAA (ゲーリック体育協会/ Gaelic Athletic Association ) の巨大なスタジアム、クローク・パーク (Croke Park) があり、その中にあるGAA博物館では、アイルランドの国技であるゲーリック・スポーツに関する展示を見ることができます。

      ダブリンは本当に見どころが多い街。すべての見どころを見るには2~3日くらいはかかってしまいます。時間に余裕がない場合は、ポイントを絞って効率よくまわりましょう!

  • マンスター地方 / Munster
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    マンスター地方は豊かな自然が広がる美しい景観が特長です。

    海と山両方の絶景が楽しめるケリーの半島、石灰岩の大地バレン高原、高さ 200m を越える絶壁モハーの断崖、カラフルな町並みが広がる港町キンセールやタイタニックの最後の寄港地コーヴなど、アイルランドの見どころが凝縮しています。

    また、この地方最大の街コークやリムリックなどの個性豊かな都市もこの地方の魅力。伝統音楽やアイリッシュダンスで日本人にも人気があるクレアもマンスター地方です。

     

    • バレン高原

      バレン高原の魅力 / The Burren

       

      「バレンには、人をつるす木もなく、溺れさせる水もなく、生き埋めにする土もない・・・」
      クロムウェルが拷問の方法を考えるのに、途方に暮れて漏らしたと言われています。
      見向きもされなかった不毛の土地・・・ 

      しかし、石灰岩の不思議な風景が広がるバレンには、古代の巨石遺跡が多数点在し、珍しい植物や蝶などが舞う自然の宝庫!アイルランドの自然・歴史を満喫できる見どころが多い観光スポットです。

      バレン高原は、アイルランド西部の海岸沿いに、クレア州とゴールウェイ州をまたいで広がっています。高いところは標高300mほどで、360km² 以上のカルスト台地が、また東にある低地部分はさらにそれより約200km² ほど広くなっています。

      バレンの名が「岩でごつごつした場所」を意味するアイルランド語 boireann(ブエレン)を由来とするように、この土地の大部分は3億年以上前の穴だらけでむき出しの石炭岩に覆われています。 その石灰岩の割れ目には多くの珍しい野生植物が生息し、植物と地形のコンビネーションがバレン高原のユニークな景観を生み出しているといえます。

      アイルランド国土の 0.5 %にも満たないこの土地に、アイルランド固有の植物の 70 %が生息。 アイルランド固有のラン 27 種類のうち 22 種や可愛らしいリンドウなども見ることができる植物の宝庫です。 グリーンランドやスペインのバスク地方で見られるさまざまな気候帯の植物が共生していて、アイルランド西部のエキゾチックな雰囲気をより一層深めています。

      また、バレンには さまざまな植物のほかに、バラエティー豊かな生き物たちも!野生のヤギやイタチ科のマツテン、美しい蝶々やミミズなどに出会えます。

      動植物以外にも、バレンには 7,000 年以上もの歴史があります。 バレン高原に最初の農民がたどり着いたと考えられるのは 新石器時代初期のこと。彼らは開墾した土地で農作物が取れなくなると、次の場所へ移動し一つの場所に定住しなかったため、農業は小規模に行われていました。

      彼らの集落の跡は巨石墳墓として残っていますが、その時代で一番代表的な遺跡として知られるのは、約 5,800 年前に建てられた「巨人のテーブル」と呼ばれるドルメン、Poulnabrone portal dolmen(プールナブローン・ドルメン )でしょう。

      また、古代の人々の住居跡である円形の砦(Ring Fort)が、今でも 500 以上も残っています。それらの砦の多くには地下通路が存在し、ケルト人が妖精の世界への入口だと思ったことにより、「妖精の砦(fairy fort/フェアリー・フォート)」として語り継がれるようになりました。 実際にはこの地下通路は、食品の倉庫や避難用に使われていたようです。また、砦は妖精の世界に通じる場所に造られたと思われていましたが、実際には防衛上有利な地形に位置していて、時にはまわりを二重・三重の壁が囲んでいました。

      そのほか、さらにその後の時代の遺跡には、保存状態が非常によいタワー・ハウス (Tower House) やキリスト教初期の教会などがあります。 これらの遺跡が数多く残っている理由は、同じ頃に建てられた土や木造の建物と違い、素材が石で非常に頑丈だったため。さらに、石や岩でゴツゴツしている土地に、近代的テクノロジーを使用する農場経営者や開墾者などが目を向けるはずもなく、そのおかげで豊かな自然環境が保たれています。

      はっきりとした理由がないまま、バレンの土地に惹き付けられる人は少なくありません。 そんな中で、人々を磁石のように引き寄せるものは、‘アイルランドの魂'を象徴する 「モロックモーア山 ( the Mullaghmore) 」 かもしれません。この山は、 オーストラリアのアボリジニーにとって、エアーズロックにあたるような聖なる場所。そんなバレンの神秘性は、地元の詩人ジョン・オ・ドノヒューの本、特に彼のベストセラー、‘心の友' を意味する『アナム・カラ (Anam Cara) 』 の中で表現されています。

    • Cork
    • Kerry
  • アルスター地方 / Ulster
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    アルスター地方はアイルランド島北部に位置し、アイルランド共和国の3カウンティとイギリス領北アイルランドの6カウンティからなっています。そのためベルファストなどイギリス領の都市では、アイルランド共和国とは少し違った雰囲気が楽しめます。

    また、雄大な海岸線、入り江、断崖、山々に湖と、変化に富んだ自然に出会えるほか、世界遺産であるジャイアンツ・コーズウェイもこの地方の見どころ。 歌手エンヤの出身地として有名なドネゴールは、神秘的な景色に彼女の音楽のルーツが感じられます。